2018/06/16

AS ROMA 17-18シーズンを終えて

久しぶりにリメイクチェア追加しました。
1人掛けのリビングチェア。 50~60年前くらいの椅子です。

バネと藁で造られているソファ。 全面張り替えと木部は再塗装しています。
¥40,000(税別)





W杯が開幕しました。 
イタリアが出ないしローマの選手も数人しか参加してないので関心弱め。

今は移籍情報の方が気になる。 
長々書きますが誰も聞いてくれないから吐き出してるだけです。すっ飛ばして下さい。
ローマに興味持ってくれた聖人のような方は俺達のバイブルこと「ローマ速報」を熟読下さい。


CLベスト4、国内リーグ3位でCLストレートイン。出来過ぎな結果の今季。
ディフランチェスコは就任1年目。初年度でこの成績は予想外。
前にも書いたけど僕は現役時代(特にローマ在籍時)のディフランチェスコが大好きでした。
なのでどんな成績でも10年やって欲しいと思ってるくらいのEDF信者です。

オーナーが変わり、モンチも来て監督も変わり、自前のスタジアムもやっと着工。
そして結果も出せた。 さてローマはこれからどこへ向かうのでしょうか?


毎年財政難からこの時期は主力選手が引き抜かれ、「ローマはスーパーマーケット!」と揶揄される始末。
今季はCLベスト4まで進んでついにFFPからも外れた。
さてこれから誰を残して誰を出すのか、そして新たに誰を幾らで取るのか。 
そこから色々と推測して楽しもう!


今季移籍の噂がある主力メンバー
アリソン、ナインゴラン、ストロートマン、ペロッティ、ペッレグリーニ、フロレンツィ、マノラスなどなど

レギュラークラスはこのへんです。誰を出すのか、これはもう分かりません。
選手個人の気持ちもそうだし、相場以上の額をメガクラブさんから提示されたらそりゃもう仕方ない。

たぶん誰が出ていく事になってもOK! というのが今のフロントの考え方なんだと思う。

2020-21シーズンには自前のスタジアムが完成する予定です。
つまりその時に同じような成績を残せれいれば、金銭面での心配が無くなるだけでなく、
それを足掛かりに中堅クラブを脱却してビッククラブの仲間入りを果たす事ができる「かもしれない」

レアル、バルサ、マンU、マンC、チェルシー、バイエルン、PSG、ユベントス
「リーグ優勝&CL優勝」毎年目標はここ。最低でもCLベスト4くらいは入れよ!
そんなメガクラブ。
無論全チームが自前のスタジアムを持っています。

リバプール、アーセナル、トッテナム、アトレティコ、ドルトムント、ローマ、インテルなどなど
国内優勝もCLベスト4も、可能性が無くはないけど出来たら奇跡!そんな感じ。
現実的には国内CL圏内確保とCLグループリーグ突破が目標。そんなクラブ。
1回の優勝なら可能でも(それもほぼ無理なんやけど)継続して優勝を狙うのはもっと難しい。

そこから脱却してメガクラブになろう!ってほんまに考えてんちゃうか?と思う。
つまり2021年~2025年くらいでスクデッドとCL優勝を毎年狙えるようにするんだ!
そしてメガクラブの仲間入りするんだ!ということです。

そんなもんどこも目指してるやろ?と思うかもしれないけど
強くなれば可能性あるかも!とは思ってても具体的に計画性を持って進んでいるチームは少ない。
少ないというか莫大な資本をつぎ込まないとほぼ不可能。
ローマだって数年前なら考えも及ばなかったこと。

とはいえ弱体化してCLも出れなくなるとそんな計画も全部ご破算です。
例えば今季のローマがCLグループリーグ敗退、CL圏外で終わっていた場合、
まずは中堅チームとしての足固めからやり直し。スタートに戻る。
一度躓くとお金がないから弱体化は避けらない=最初からやり直し。

なので2021年までは「CL圏内死守」が絶対条件。上を狙うよりも優先するのは安定感。
来期スクデッドを狙うから勝負に出るぞ! という意気込みが感じられないのもそのせいではないか?と思う。
それは3~5年後。財政面で問題が無くなった時に備えているように感じる。

昨年からローマの補強は常に若手狙いに見える。プラス即戦力になる控え選手は取るけど
レギュラークラスの大物はほとんど取らない。

去年今年で移籍が決まったメンバーもみんな若い。20代前半~中盤。

クリスタンテ(23)
クライファートJr(19)
チョリッチ(21)
シック(22)
ウンデル(20)
ペッレグリーニ(21)
カルスドルプ(23)

EDFはターンオーバーではなくローテーションという手法を使う。
レギュラー・控えの区別がなく各ポジションに2名、同列の選手を置きます。

戦力を落とさずに若手を育てて将来に備えるにはベストの方法なのかもしれない。
今季のウンデルみたいに覚醒する若手が出てきたら儲けもの。
上手くフィットしなければ放出してまた新たな若手を取る。

もし来期に優勝やCL上位を狙うなら
ナインゴランやアリソン、フロレンツィも絶対に残さないといけない。

けど来期ではなくもっと先を見てるとしたら

・ナインゴランが主力でいけるのは長くても2~3年、素行も悪いし今が一番高値で売れそう
・アリソンは今年残しても近いうちにどうせ引き抜かれる
・フロレンツィは年齢的にはギリ大丈夫だけどもうワンランク上に行くなら物足りない

現状だとジェコとファシオはどうやっても替えが効かない。マノラスも。
アリソンもそうだけどあれだけ活躍したらもう仕方ない。

あくまで照準は4、5年後に絶頂期を迎える選手なのでは?と思うのです。
そうなるとDFラインは全員選外だけど控えに若くて良い選手もいないのでファシオとマノラスは超大事。


ここまで長々と書いて、一番言いたいのはフロレンツィについてです。

アレッサンドロ・フロレンツィ(28歳)
ローマユース育ちの生え抜き。イタリア代表。

トッティ、デロッシの系譜。生え抜きこそがアイデンティティのロマニスタ。
次期バンディエラである彼は特別な存在。

しかし契約延長で現在揉めております。年俸と戦術(ポジション)で揉めております。
元々は攻撃的な選手だけどここ数年は台所事情もあり右サイドバックが定位置。
大怪我からのカムバックも含めSBとしても成長したわけですが、、

当然ロマニスタは怒ります。 
フロントはなんで契約せんのじゃボケ!誰やと思てんねん!と。

そこで考えてみる。

ビッグクラブでSBとして彼が活躍できるのか。
ちょっと厳しくないすか? ディフェンス面が特に。

今だって右SBにもしもコラロフみたいな選手がいるとしたらどっちが良いすか?
生え抜きである事とキャラクターもあってどうしても贔屓目に見てしまうけど
ちょっと厳しいでしょ。

じゃあ前で使おうか! という場合も今のローマに彼の適正ポジションはない。
レギュラーで使うなら戦術を変えるか、彼自身が新しいポジションにトライするか、どちらか。
後者はフィットするか読めないからファーストチョイスではない。当然年俸も上げれない。
SBとしてこのままローマで居るなら少なくとも来期はレギュラーで活躍できる。
でも若い選手が育てば2番手に回る。もしもカルスドルプが大活躍したら?


どちらにしてもトッティやデロッシみたいにチームの軸として絶対的な存在にはなれない。

「起用法と年俸が不満で移籍?生え抜きなのに?先輩を見習え!」
「生え抜きのフロレンツィを出すとかフロント何考えてんねん!」

てな意見、分かるけども。なかなか酷な話です。
トッティとデロッシはどこへ行っても中心でやれるスター選手。
フロレンツィはそうじゃない。 

起用方に難色示しているのも自分で限界に気付いてるからやと思う。
これ以上SBとして上にはいけない。もともとSBちゃうし!
ならここで勝負掛けないとローマにいても2番手になって便利屋で終わる。

しかしですよ、
移籍するとしたら中堅以上のクラブでしょ。そこで起用されるなら結局SBでしょ。
前で起用しよう!で取ってくれるクラブなんて無いと思うんすよ。
ローマですら前で使うなら他に良い選手いるから難しいのに。

年齢的に控えで満足はできないし、でもSBでは先が見えないし、
でもローマの象徴を継ぐ選手でもあるわけで、、
我儘言うてるわけではなくてクラブ側も本人も八方ふさがりなのでは?

落とし所がどこになるのか、楽しみだけど怖い。
予想では年俸UPで結局SBやってる気がする。




最近のローマを見てると今まで違って明確な意図があるように思う。
それって新スタジアム以降を見据えているからでは? 
という思い付きからの考察でした。

とは言え何があるかさっぱり分からんのがフットボール。
今季が嘘のような大崩壊するローマ、というのも容易に想像できるわけで。
その辺がビッグクラブとの大きな違いですね。

そういえば

マノラスがリヨンからの違約金条項超え&年俸750万€という破格オファーを蹴った
というのを見たんだけどこれほんとなんでしょうか?
750万€ってセリエAだと最高年俸、イグアインやボヌッチと同じ。ディバラより高い。
年俸今の倍以上なんですけど… お前これをほんまやったらいつまでも応援するぞ!
チェルシーからも狙われてるらしいけど、、そっち行くならまぁそれは仕方ないわな。







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