2014/07/17

芥川賞決定とローマの事。

第151回芥川賞は 柴崎友香 「春の庭」 が受賞しました。

予想的中!

これでダブル受賞崩れに目をつぶれば3連続で的中でございます。どや!

柴崎さんはもう中堅の作家さん。
もう何度も候補になっているし、本も売れてる有名作家。

映画化もされて有名な、「きょうのできごと」
みたいに、読み易くて日常的、
そんな作風が特徴の柴崎さん。

昔から好きでよく読んでます。

少し前の 『わたしがいなかった街で』 もそうなんだけど、
今作もちょっと独特。





ずっと3人称なのに急に1人称になったり、しかもお前誰やねん、みたいな人の1人称。
読み易くはないし、話(ストーリー)自体は別段面白くない。
面白くないというかよく分からない。
日常を切り取ったような、とかそういうのでもない。

ただ、小説・文学としては色々面白い。

話の中心にある『家』のこと。だんだん人が抜けていくアパート。
場所と空間と人。
不発弾とか暗渠とか、庭に埋めてある何かとか。

主題があるのかどうかもよく分からないけど
絶妙なバランスのおかげで面白く読めるし、挑戦的。

芥川賞にピッタリな作風。そりゃ受賞するでしょ。

選評が楽しみです。








W杯は終わったけどサッカーの話も。

もうずっと大好きローマさん。

昨年監督がガルシアに変わって、それはそれは良いチームになりまして、
久々のCL出場権を獲得。
さぁ移籍はどうなるかと思ったら、手堅い。素晴らしい。

ピアニッチ、ベナティア、ストロートマン、引き抜かれそうな中心選手はみんな残った。

ベテランのケイタ、アシュリー・コールをフリートランスファーで獲得。
エマヌエルソンも。 トルコの期待の若手、ウチャンも。
あんまりお金を使わずCLとカンピオナート、どちらも闘えるだけの戦力を固めてます。

今日はイトゥルベの獲得も発表! すげーぜ。今年のローマ。
ざまーみろユーベ。

昨シーズンはCLストレートインを目標にしていたけど、
今シーズンははっきり優勝が目標。

なにせユーベの監督がアッレグリに! 
開幕に向けてキャンプイン直前のこんなタイミングで監督交代。
しかもアッレグリ! 誰もが反対していたアッレグリ。これは大チャンス!

御年37歳のトッティ。

引退までにもう1回だけスクデッド掲げてるとこが見たい。

美談にしたいわけじゃないけど、引退までにもう1回だけ。
ローマ一筋でこんだけやってくれたんだから、最後に良い想いしてほしい。

昨シーズンも行けるか!?と思ったけどユーベがあまりに強すぎて…

今シーズンはラストチャンスかもしれない。 
ユーベがスタートダッシュに失敗してくれればチャンス拡大。

楽しみ。超楽しみ。

CLで「セリエはつまんない」とか言ってる奴等を仰天させてやればいい!







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