W510 D350 H900 タモ材
全体としてはスッキリ、ナチュラルに。
面取りで少し雰囲気だして、抽斗上部にスライドの棚板。
取手のデザイン、アイアンor木製どっちにするかも選らんで頂いて、
ええ感じ♪
奈良のお客様だったんですが、
納品でえらい汗かくなー。。太ったからか。。 と思ったら
納品でえらい汗かくなー。。太ったからか。。 と思ったら
昨日35度もあってんね。 そりゃ汗もかくわ。
今日も暑いけど作業作業!
椅子の張替。やっております。
ついでにキズや塗装の剥げも目立つので補修します。
アンティーク風だからキズがあってもいいんだけど、あんまりひどいと目立つのでいい感じに。
部分塗装は色々とややこしくて、
均一にキレイに仕上げてある家具に部分塗装するとそこだけ目立って逆におかしくなる。
なので塗装は全部剥がして(削って)再塗装、が基本です。
剥げたとこだけ補修、はできません。
ただ、こんな椅子だと全部削るだけで相当手間がかかる=お値段がかかる。
しかも全塗装しちゃうとすっかりキレイになっちゃって風合いもなくなる。
なので今回は色の補修。風合いは残して、キズや剥げを目立たなくします。
方法は秘密やけど、この作業、結構得意。
修理前に比べるとキレイになって、
かつ雰囲気はあんまり変わらず。
これだとそんなにお値段もかかりません。
ただ、この修理は元の状態、塗装の具合によって
できない事も多いです。
もともとキズが入っても映えるような雰囲気のモノ、
アンティーク風やビンテージっぽいモノだとやり易いです。
逆にキレイにスッキリ仕上げてあるような家具だと
全部剥がさないと余計変な仕上がりになりがち。
フレーム修理が終わったので
明日から張り職人がバネ釣り直して、
生地も張っていきます。
今日この修理してて、思った事。 大発見ちゃうかと一瞬思った。
左のテーブル2つ。どちらも国産メーカーの家具で新品です。
どっちもええ家具です。
均一じゃなく、色にムラのある仕上げで雰囲気だしてるんですが、
色を薄くする場所が違う。 上は外側、下は中央。
家具でも道具でも何でも、よく使う、
手の触れる箇所は汚れたり、色が薄くなったりしますよね?
椅子だったらお尻のところと背中。
ソファだと手を置く位置が色が薄くなる。
抽斗なら一番上の抽斗、取手周りが色が薄くなるはず。
アンティーク調家具のメーカー品を見ていると、
「色の入れ方逆ちゃう?」と思うことがあるんです。
上のテーブルだと均一に塗られた状態から使い続けた状態を再現するなら
上みたいに際が薄くなるはず。
下みたいにはならない。
その方がキレイに見えるから、っていうデザイン上の理由で、
そもそも使い込んだ雰囲気を出そうという目的ではないか。
もしくはただ間違えてそうなっているのか。
今まで漠然とそう思ってたんだけど、
今日の修理、キズがあったり薄くなった部分は色を入れるから逆に濃くなってる。
アンティーク関係の本引っ張りだしてきました。
真ん中の家具は250年くらい昔の。
使わずに保存しとけばキレイなまま。
アンティークって言っても、最初はキズも色ムラもない。
使い続けるとキズもつくし色も剥げる。
それを修理すると逆にキズや剥げてた箇所が濃くなるかも。
ってことは、上のテーブルに戻ると、
こっちは家具が長年使われ
良い感じに色が剥げた状態を再現。
使って剥げた上の家具を
修理して色入れたらこうなるかも!
長い事使って修理して、また使って、
そうこうしてるうちにこうなった、を再現。
て言えなくもないのでは!?
何をもって「アンティークなのか」は難しいけど、
一応、100年を超えないとアンティークとは呼ばないみたい。
そう考えると
100年使ったら修理もするやろ? 修理したアンティークなら逆にこうなるんだ。
っていう事なのか!?
どっちも正解なんちゃうか!?
と思ったんですが、どうなんやろ。。 考えすぎなのか。
どっちも正解やと思えるほうがお得かもね。
色んな家具触らせて貰えるおかげで色んな発見があって楽しいです。
最近コレがヘビーローテーション。1999年。
久々に聴いたらスゲー良い。 COILがまだ現役なのも知ったんで最近のも買お。
「俺はカモメ お前はオマエ」 PVもイイネ。
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