今日の納品。
タモ材のダイニングテーブル。1650ｘ850 耳付き
着色無しのウレタン塗装。
椅子はオークです。
こちらはオーダーメイドのチェスト。
天板、前板はタモの無垢材。
上下で色を変えてます。
詳細はまたＨＰにアップします。
お話しして作ってご配達して、
相変わらずバタバタしております。有難い事です。
ご自宅に配送を終えて、喜んで頂けると疲れもぶっ飛ぶってなもんです。
その一瞬の為にやってると思っちゃう事もあるけど、
家具は使ってなんぼ。
これから何十年と使って頂いて、また調子悪くなったら直させて貰って、
売ったらそれでお終いじゃない、そんな家具屋でありたい。
昔々、町の家具職人が自分で作って、調子悪ければその都度直しに行ってたみたいに。
オーダー、別注家具やってるなら修理もできなあかんですよ。
ご注文頂く機会が増えてきてます、ナラの甘削りテーブル。
展示しているモノに比べるとかなり濃い色でご注文頂いていたテーブルが完成。
色と仕上げを変えるだけで雰囲気も全然違います。
加工前、削る前は右の写真。
ここから削って削って、天板にして脚にして、綺麗に仕上げたり、敢えてザックリ仕上げたり。
木って面白い。
本も面白いです。
今月の文芸誌が届きました。
文藝と新潮はそれぞれ新人賞受賞作が載ってます。
文藝に、柴崎友香 「きょうのできごと、十年後」が掲載。
2004年に映画化もされた「きょうのできごと」 の後日談。
京都に下宿している大学生の、何でもない日常のお話し。
本が出たのが２０００年だから１３年前。ちょうど僕も大学生。
そこから１０年。
本に出てくる面子も同じように年を取って３０代前半。
グッときた。
原作には出てこない、かわち君の彼女役のちよちゃん（池脇千鶴）が大好き。
同じく文藝に三並夏の短編が載ってます。
１５歳で文藝賞受賞して、長く長く音沙汰なかったけど
最近ちょこちょこ載ってます。「平成マシンガンズ」の著者。
群像、綿谷りさ 「いなか、の、すとーかー」 も面白そう。
文藝に青山×柴崎×綿谷の対談も載ってます。
綿谷、金原が芥川賞受賞したのも１０年前。
１０年経ってこの２人の作品も今めちゃくちゃ面白い。
三並さんも食い込んで欲しいなー、とか。
とりあえず今は一緒に届いた中村文則「去年の冬、きみと別れ」を読んでます。
忙しくとか言いつつ本は読みます。
音楽も聴きます。
ポラリス、久々の新譜が相変わらずで超良い。
音源見付からないから一番好きなの。
polaris - 季節
１０月１４日（月）
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