GWも毎日営業してました。
たくさんお客様来て頂いた日もあれば、
めっちゃ暇で作業が捗る日もあり。
ボチボチやっております。
BRUTUSの今月号が年一回の「居住空間学 2013」
ラステック、ブロカント、アンティーク風、シャービーシック
色んな呼び方があって一括りにはできないけど
今流行りのあの感じ。クタッとしたキレイ過ぎない感じ。
今日はテーブルを探しておられるお客様が多く、色々とご相談、ご説明させて貰いました。
やっぱり今はこんな感じをご希望の方が多いです。
USEDの良さとか、時間を取り込んだ感じ。
古さを感じれるような新しい家具を作るのか、
実際に古くて好みのモノを探すのか、
雰囲気だけならご自身でも十分作れちゃうかも。
粗悪な作りで、わざと粗を作った家具と、
時間を経て、良い感じにくたびれた元はちゃんとした家具。
今は「ヴィンテージ」としてそこそこ値段がつく家具も
ちょっと前までは捨てられるような家具だったり。
例えば、古材の足場板を使ったテーブル。
削ったらキレイになっちゃうからそのまま使う。
雰囲気は良いと思う。
でも、反らない? 割れない? ささくれない?
長く使える? 塗装はどうする?
土足で踏まれていた木材の上にご飯乗せるの?
オーダーで作るなら、雰囲気はクタッとさせても
家具としての品質はしっかりしたモノをお勧めしたいです。
10年、20年と使っていくうちに好みの雰囲気に近づいていくような。
もしくはUSEDでぴったりくる家具を探すのが良いかと思います。
「良いモノを長く使う」
そこは変わらないので雰囲気だけで使い難いのはお勧めできません。
新しく作ると高いし、キレイすぎる
中古で良いモノはそんなに数が多くない、探すの大変
それっぽい作った粗悪品はちょっと・・・
というわけで、流行りなんだけど選択肢があまり多くない。
メーカーがたくさんあるわけでもないし
何が良いモノなのかもハッキリしない。
自分で良いモノを決めて、探さないといけないのでセンスと労力が必要。
そこが面白い所なんだけど、難しいです。
何となくですが、長くは流行らないような気もしますね。
そこまで定着もしてないし。
重厚な西洋家具、無機質なモダン家具、ナチュラルな北欧家具やカントリー家具、
時代によって流行は変わっていきます。
個人の好みも左右されます。
1週回って元に戻る事も。
元々僕は北欧家具もヨーロッパ、アメリカのアンティーク、和家具、最近のラステック、
何でも好きなので、何でも作ります。
とは言え、流行には勿論左右されるので今はラステック風に寄ってますね。
バブル時代のファッションは今見たら誰もがダサいと思うのと同じ。
余談ですが、
ファッションでも音楽でも何でも、『流行』がもうあまり広がらなくなってますよね?
昔のムーブメントみたいな勢いが無くて局地的に盛り上がって収束。
インターネットがそこまで普及してなかった頃は
メディアが「これが流行り!」と書きたてればそれがメインカルチャーになって
本でも音楽でも流行りのモノはめっちゃ売れる。
みんなが同じような恰好する。
それに反発してサブカルチャー、カウンターカルチャーみたいなモノが出てくるんですが
今はもうネットで調べれば情報はいくらでも出てくる。選び放題。
メディアが「これが今最先端!」と書きたてても
1人1人が「自分はコレが好きだからいいじゃん」
作り手は「分かる人に分かればいいよ」
これを「1億総サブカル化」と言います。 知らんけど。
みんながサブカル=サブカル自体が主流なので、
今は逆に「めっちゃ売れ線で媚び媚びなモノ作るぞ!」のほうがサブカルじゃないかと思う。
そういう時代なので別に何も問題は無いんだけど、
反発しないと面白いモノも出てこないのも事実。
モッズもパンクもオルタナも、ヒップホップもソウルもレゲエも
根っこは同じ。
飛躍し過ぎましたが、
家具も好みは人それぞれ。
自分のセンスで家具を作って、気に入ってくれた方が買ってくれる、
よりも、
1人1人に合うモノを作れる
のほうが良いよね。
そのためには何が必要?
そのためには何が必要?
というお話でした、が、分かり難い!
今日も椅子を張り直したり、ナラのでっかいデスク作ったり。
やってます!
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